手戻り原因となるI/O設定ミス、
仕様書の考慮漏れを防止

生産設備の事前検証システム
Sequence-Eye

お客様の課題

製造部門・生産技術・生産管理部門

  • 生産設備の立ち上げ期間を短くしたい
  • 実機がない環境で、システムや他設備との不具合有無を検証したい

その課題、Sequence-Eyeが解決します

Sequence-Eyeとは

I/O(入出力)の設定ミスや
仕様書の考慮漏れを防ぎ
生産設備の立ち上げ期間を2分の1に

Sequence-Eye(シーケンスアイ)は、三菱電機(MELSECシリーズ)、オムロン(Sysmacシリーズ)、ファナック社製の工作機械に対応し、設備完成前や出荷前後の実機がない環境で、情報システムや他設備とのインターフェース信号や設定パラメーターの不具合有無を検証できるシステムです。

現地に設備を設置する前に、仕様書に基づいたI/O(入出力)チェックを可能にし、「誤った設備データが収集されていないか」「他設備が誤動作しないか」など設備立ち上げ工程のテストを仮想環境で実施できるため、工場現地での設備立ち上げ期間を約2分の1に短縮することができます。

導入効果

効果 1 工場に設備を設置せずに設備のインターフェイス信号の正誤判定が可能

設備導入時において情報システムや他設備とつながる設備の動作ログやステータスを確認する場合、工場現地に実機を準備して検証するなど制約がありました。Sequence-Eyeでは実設備を準備せずに、設備のインターフェイス信号の正誤判定が可能になります。

効果 2 設備立ち上げ期間を1/2に短縮

Sequence-Eyeを使った事前確認と接続テストにより、設置フェーズの作業工程前倒しと手戻りを防止します。トータルリードタイムの大幅短縮につながります。

図版:効果 2 設備立ち上げ期間を1/2に短縮

Sequence-Eyeの確認項目

図版:Sequence-Eyeの確認項目

確認項目の一例

  • IP アドレスチェック
  • 設備間 インターフェースチェック
  • 品質情報 チェック
  • 稼働管理システム インターフェースチェック

事前接続テストの流れと機能

CPU 機能 機能詳細
1 初期設定
  • I/O仕様書作成
  • 接続先設定
  • シーケンスシナリオ作成
I/O仕様書に基づき、シナリオ作成。
シナリオを読み込み、実機PLC / CNCと接続。
ハンドシェイクで通信確認。
2 試運転
  • データモニター開始
  • シーケンス自動テスト
信号情報が正しいか信号データをキャプチャー。
シーケンスが正しいかのシーケンステスト。
3 ログ出力
  • キャプチャーログ
  • シーケンス ログ
実行結果として、各種のログを出力。
4 エビデンス出力
  • キャプチャー結果
  • シーケンス結果
(タイミングチャート)
シーケンスのタイミングチャートを出力し、プログラムの成立性を確認。

エビデンス出力例

信号キャプチャー

No. CPU 信号情報 設計値 実績値 合否判定
0 R 9000 設備No 1 1
1 R 9001 インターロック 1 1
2 R 9002 搬入車種 A A
3 R 9003 インターロック 0 0
4 R 9004 インターロック 1 1
5 R 9005 搬入車種 0 0
6 R 9006 設備No 7 9 ×
7 R 9007 搬入車種 B B

シナリオ実行後のタイムチャート

  • 図版:ハンドシェイク実行

    ▲ ハンドシェイク実行

  • 図版:タイミングチャート

    ▲ タイミングチャート

システム構成

構成イメージ

図版:構成イメージ

※動作環境および対応メーカー・装置など詳しい情報については別途お問い合わせください。

DeviceXPlorer OPC Serverの詳細については、たけびし社HPをご参照ください。

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