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お知らせ

Ver.2.1をリリース、SDK化でより柔軟性の高い製品へ

2022/5/27

リリース情報

シーイーシーは、ディープラーニングを活用したAI外観検査・画像検査システム「WiseImaging®(ワイズイメージング)」の「SDK」に対応した最新バージョン「WiseImaging Ver.2.1」の提供を開始しましたので、お知らせします。

最新バージョンは、カスタマイズや機能拡張が容易に取り組めるSDK(Software Development Kit)に対応しました。外観検査システムの多くは、生産ラインの一部として運用されます。そのため、前後工程とのつなぎこみ、要求タクトタイムへの対応などのカスタマイズ開発が必要になる場合があります。今回のバージョンアップでは、このようなカスタマイズに容易に取り組むことができる基盤を用意しました。これにより、スピーディーなカスタマイズ開発が可能となり、ユーザー様でもカスタマイズを行っていただけるようになりました。

WiseImaging Ver.2.1の主な特長

より運用に即したシステム構成へ

従来、学習用PC(Development Tool、Learning Platform)と検査用PC(検査クライアント)の2つの構成でしたが、検査結果を表示する「ClientMonitor」を追加しました。 従来、検査結果を確認したい場合は、生産現場に設置されている検査用PCを見に行く必要がありましたが、システム構成の変更により、遠隔監視が可能になりました。また、Web APIの活用で、ブラウザを通じて検査用PCにアクセスし、検査の開始・停止ができるようになりました。これにより、役割に応じたシステム構成を実現します。管理者、作業者がそれぞれが必要とする機能を分けて管理することができるようになりました。

システム構成例

設備連携周りの機能がプラグインに対応

DLLを作成しWiseImagingに取り込むことで、該当の機能を独自の処理に変更することができます。

<該当機能>
  • 画像取り込み機能
  • ファイル名解析機能
  • 検査結果の通知機能
  • 検査ログ出力機能

画像分割取り込み例

ユーザー独自で画面作成が可能に

Web API、TCP/IPの通信電文を公開するため、ユーザーが独自で画面を作成できます。例えば、検査結果画面の表示内容にヒートマップ画像やシリアル番号、OK/NGの総数などの情報を追加表示することができます。

本バージョンで対応したその他の更新内容

  • ライセンス認証方式がMACアドレスによる認証方式に変更になりました。
  • 検査の自動起動機能を追加しました。
  • 検査フロー切り替え機能を追加しました。
  • 並列検査機能を追加しました。
  • CUDA 11.2.0に対応しました。

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